他の記事でも何度か書いているが、とにかく我が家の猫たちは間が悪い。飼い主たちが出かける直前に餌皿をひっくり返したり、ルンバが通過した後に猫砂を散らかしたりと、これまでの悪行を挙げるとキリがない。
空気が読めないと言うか、読めすぎていると言うか何をするにしてもタイミングが神がかっている。
特にそれを実感するのはトイレの片づけをするときで、飼い主が一通りトイレの砂を掻き出して流した後にどちらかがトイレに入っていき新たな作品を作るのは日常茶飯事である。
まさに今もトイレにあった彼女たちの作品を片付けたばかりなのだが、寝室のトイレから何とも言えない臭いが漂ってきた。ひどい時だと飼い主がトイレに砂を流し終わってリビングへ戻ろうと扉を開けるとトイレで頑張る猫と対面することがある。自分の作品に自信を持っているのか、まぐろもからあげも妙にキリっとして何かを成し遂げたような顔をしているのが何とも笑える。
我々人間が本屋に行った時に何故か便意が湧いてきてトイレに行きたくなる現象を”青木まり子現象”と言うらしいが、猫の世界にも”人間がトイレの砂を掻きだしているのを見るとトイレに行きたくなる現象”があるのだろうか？
快便なのは非常に喜ばしいことなのだが、もう少し産み出すタイミングを早めることはできないものだろうか。
ちなみに以前まぐろがうんちを隠さないという記事を書いたが、あれから1か月近くが経ちまぐろの中で何か思う所があったらしい。最近はうんちをした後にトイレで砂を掻くような仕草をしているのを見かけるようになった。彼女の立ち位置がうんちから30cm離れたところで、うんちに全く砂がかかっていない事以外は完璧である。
