猫たちは避妊手術の直後1週間ほどエリザベスカラーを巻いていたのだが、それによりだいぶ動きが制限されていた。まずカラー自体がかなりかさばるので狭い場所には入れない。高いところに何とか登れても下りるときに下が見えないようで、キャットタワーの最上段から無理矢理飛び降りようとしていたので慌てて高所に登れるような場所はブロックした。
そうなると猫たちがリビングの中で自力で登れる場所はソファの上ぐらいになってしまい、ソファにいる猫たちを見かけることが多くなった。
元々からあげはソファがそれなりに好きで、手術前も時々ソファの上で見かけたのだが、まぐろはダイニングチェア派であまりソファの上にいることは無かった。だが、カラー期間中に強いられたとはいえソファの上で長く過ごすことで少しは愛着がわいたのか、カラーが取れた後も時々ソファの上でまぐろを見かけるようになった。
タイミングが良いと2匹でソファの上でくっついている姿を見る事ができ、非常に眼福である。ちなみに我が家のソファの真ん中にはクッションの継ぎ目があるのだが、まぐろもからあげもこの継ぎ目に挟まるようにして寝転ぶのが好きらしい。狭いところに入っている感じがして落ち着くのだろうか？
ここに猫がいると人間は端の方で小さくなることしかできないのだが、それもまた猫のいる生活だと思う。
