猫たちの避妊手術まであと2週間を切り、日々心配が膨らんでいる。もちろん先生の腕を疑っているわけでは無いのだが、やはり初めての手術、なおかつ全身麻酔で腹を切るという大掛かりなことをするので、万が一の事があるかもしれないという最悪の考えが頭を巡ってしまう。実際に何か起こってしまう可能性はあると説明は受けているわけだし、手術が始まってしまったら飼い主たちにできる事は無いとはいえ、それまでにできることはやっておきたい。
とりあえず猫たちを健康に保つべく日常の世話は今まで以上に心を込めて行うとして、神の力も借りておこうと家人と一緒に神社に祈りに行った。
最初は賽銭箱に100円を入れようとしたのだが、家人が財布の中の小銭をすべて入れているのを見て考えを改め、自分も財布の中の小銭をすべて捧げた。妙に蛍光色に光る健康長寿のお守りも2匹分買ったので、出来ることはすべてやっただろう。
手術が終わった後も、薬を飲んでくれるかとか傷口が痛まないかとかエリザベスカラーを嫌がらないかとか、心配事は色々あるが、何にせよまず無事に手術が終わってくれることを祈っている。何事もなく終わり、神社にお礼を言いに行き、神社近くの妙に量が多いカレー屋でカレーを食べる未来を信じている。
