ベッドの下は安息の地か?
我が家の猫たちの現在の行動範囲はリビング、キッチン、時々寝室である。
寝室はリビングと隣り合わせになっていて移動式の壁で仕切られている、所謂なんちゃって3LDKであるが家に来た当初はケージで1日の大半を過ごしていた彼女らにとって、今は世界の広さが無限に広がったように感じているだろう。
時々寝室と書いたのは、基本的に寝室への壁は解放されているが飼い主たちが寝ているときは猫は締め出されるルールになっているためだ。
これは2匹がまだ小さいため、寝相の悪い飼い主たちが万が一にでも潰してしまわないための配慮である。
また彼女らは他の猫の例に漏れず夜の方が元気なので、夜に寝室で大運動会を始めてしまう可能性がある。
そういうわけで飼い主たちが起きている時間帯だけ寝室への立ち入りを許可されている猫たちだが、割と寝室は気に入っているようで1日の1/3ぐらいは寝室にいる。
寝室なのだからベッドの上で昼寝でもすれば良いのに、彼女たちはベッドの下の方が落ち着くようでしょっちゅうベッドの下に2匹で入っている。猫を飼っている人なら覚えがあると思うが、ふと部屋を見渡した時に猫がいないと少し不安で探してしまうことがある。
ベッドの下のさらに奥に入られると居るのか居ないのか分からず、結局おもちゃで釣ったりライトで照らしたりして居るのを確認することになってしまうので、できれば手前側にいてほしいなと思う飼い主である。
ちなみに我が家では飼い主が料理をしているときは猫たちはケージか寝室に隔離されるルールがあるのだが、最近は専ら寝室に隔離されることが多い。
ケージより寝室の方が広いので2匹で遊べて良いだろうという配慮なのだが、隔離場所として使われるのは気に食わないらしく、隔離中は中から何度か抗議の鳴き声が聞こえ、隔離が終わって扉を開けると一目散に寝室から飛び出してくる。
なんともまぁ猫らしい猫たちである。