爪を切らせてくれない猫たち

タイトルそのままだが、我が家の猫たちは爪切りが大嫌いで大人しく切らせてくれた試しがない。

本当なら色々試して何とか結果を出してライフハック記事にしたかったが、飼い主たちが嫌われたくなくて強引な手段に出れず、有効な方法が編み出されそうにないので雑記として書く。

子猫を迎えるに際してYouTubeやブログ、本で勉強してとりあえず肉球を押せば爪が出てくること、爪のピンクになっている部分は神経なので切ってはいけないことは知っていたのだが、知っている事と実践できる事の間にはマリアナ海溝より深い溝があることを理解した。

まず肉球を触ることを嫌がられ、押すなんてもっての外である。人間様が本気を出せば猫ごとき押さえつけて無理やり爪を出すことは出来るのだが、それを実践できる猫飼いはそういないだろう。

強く出られないことを見透かされたのか、まぐろもからあげも飼い主の腕をすり抜け続け、ちゅーるで釣ってもちゅーるは食べるが爪切りは拒否する有様だった。

結局猫たちが寝ている隙に少しずつ切っていたのだが、大体2本も切ると起きて怒るのである。

爪切りはそれなりに良いものを選んだつもりだが、こうも抵抗されると爪切りどうこうでは無い気がする。切った後の爪を整えてやりたいと家人が猫用のやすりを買っていたが、これが日の目を見る事は無いかもしれない。

タオルなどで保定して簀巻きのようにしてから切る方法もあるらしいが、素人が手を出して良いものか悩み、結局踏み切れなかった。

最終的にどうしたのかというと、近所の動物病院に有料会員になれば月1回爪切りを無料でやってもらえるサービスがあることを調べ上げ、完全に爪切りは動物病院に頼っている。

金の力で何とかするという身も蓋もないことをしているが、有用なサービスは金を払ってでも使用すべきだと思う。

動物病院のトリマーさん曰く「２匹ともすごく大人しく切らせてくれましたよ～」とのこと。猫被りやがって。

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