流石に4か月も同じ家で暮らすとお気に入りの場所もできるようで、猫たちが見当たらないときに”ここを覗いてみるといる”という場所が確立されてきた。
からあげは寝室のベッドの横の窓際が好きらしく、大体ここから窓の外を見ている。この場所はカーテンが少しめくれていて（からあげ毎回めくっている）程よく日が入るので暖かいのだろう。この窓からはベランダの地面しか見えないはずなのだが、何を毎日そんなに見ているのかは気になるところだ。
飼い主が寝室近くまで行くとこの場所から出てきて寝室の影から顔を出すのが可愛らしい。からあげは結構人懐っこい質らしく、飼い主がリビングに入ると大体顔を出してくれる。
一方まぐろは寝室のベッドの下がお気に入りらしく、ほぼ毎日この場所にいる。暖かくもなく面白いものもないはずなのだが、彼女は子猫時代からこの場所が好きなので暗くて狭い場所で落ち着く気質なのかもしれない。時々猫用のおもちゃがベッド下で発見されることがあるのはまぐろの仕業だろうか。
まぐろお気に入りの場所はかなり薄暗く、ここにいるかどうかを確認するために床に寝そべってもいるかいないかがかなり見えずらい。
まぐろは飼い主がベッドの下をのぞき込んでも出てきてはくれないのだが、リビングでからあげを構っているとのそのそと出てきて、「別に構ってもらいたい訳では無いですけど？」と言わんばかりに少し離れたところからこちらを観察してくるのだ。最近では死語となってしまったが、これが所謂"ツンデレ"なのかもしれない。
これ以外の場所だとキャットタワーの最上部と床に置かれている猫運搬用のキャリーの中、ダイニングチェアの上は2匹とも気に入っているようだ。料理を作り始める前に猫たちを寝室に隔離するようにしているのだが、キャリーの中にいてもらうと運搬が楽なので、ここを気に入ってもらえたのは本当に良かったと思う。
