ふわもこ記念日

2023年4月25日産まれ、ラグドールの姉妹まぐろ・からあげ

子猫トラブルとその対策(お迎え当日~1週間)

猫たちのお迎え直後に我が家で発生したトラブルについて記録しておく。
主に困ったことは以下の6点。対策できたものは対策も記載しているので、同じ困りごとがある人の参考になれば嬉しい。

①粗相(トイレの場所が分からないため)

 ケージの中にトイレも設置し、猫を迎える準備は完全に整えたつもりだったが、猫たちにとってはトイレと認識できなかったらしい。
家に連れてきた夜に1回トイレで小さい方をしていたので大丈夫だろうと思ったが、朝起きたらケージのあちこちに大小が散らばっていた。夜のトイレはラッキーパンチだったようだ。
ブリーダーさんから引き渡されるときに、使っていた猫砂をもらってトイレに撒いてやれば良かったらしいが、完全にもらうのを忘れていた。
結局粗相を片付けるときに、新しい猫砂をわざと汚してトイレに撒いてやったら次の日からはきちんとトイレを覚えてくれた。
 

②粗相(トイレが気に入らないため)

 この理由で粗相をしたのはまぐろだけだが、トイレが気に入らなかったようでフローリングで小さい方をされたことがあった。この時、ケージの外に新しいトイレを置いたばかりだったのだが、1度そこでトイレをしたはずのまぐろがわざとトイレを避けてフローリングで粗相をしたのである。この時は結局トイレについているドーム(屋根)が気に入らなかったらしく、屋根を使わないようにトイレの使い方を変えたら普通にトイレを受け入れるようになった。それから今日に至るまでトイレの屋根は使用していない。
そもそも外のトイレが気に入らないならケージの中のトイレを使用しては??と思ったが、猫なので仕方がない。
トイレをした後に空中やトイレの壁を搔くような仕草をしたら、猫がトイレを気に入っていないサインらしいので気を付けてほしい。
 

③粗相(原因不明)

 理由はよく分からないが粗相をされたパターンもある。これをするのは大体からあげの方で、クッションなどふわふわしたものに粗相をする。今まで猫用のベッド、ドーム、クッションにやられた。1回洗うとその物には粗相しなくなるが、とにかく原因が分からず対策は出来なかった
最近は落ち着いた?ようで、今のところ寝室に入らせても布団は無事である。
 

④猫砂を食べる

 最初に用意したトイレがシステムトイレだったのでシステムトイレ用の鉱物砂を使っていたのだが、時々猫砂の粒を口に入れていることが発覚した。ブリーダーさんのところで使っていた砂がおからの猫砂だったため、猫砂=食べられると覚えてしまったのかもしれない。
結局猫砂を鉱物系からおから系に変えた
 

⑤ケージから出たくて鳴く

 猫たちが家に来て3日目あたりから、1日30分ほどケージの外で遊ばせるようにしていた。2匹で追いかけっこをするのが楽しかったようで、外=楽しい と覚えたらしく、ケージから出たくて鳴くようになった。すごく悲痛に鳴くため外に出してやりたくはなったが、ブリーダーさんから子猫の鳴きに負けてケージから出してやると自分のテリトリーを覚えにくいと言われていた。なので心を鬼にしてケージからは出さなかった。その後色々調べても、子猫時期に鳴くと要求が通ることを覚えさせるのはダメという意見が多かったので、これは正解だったと思う。ちなみに我が家では生後3か月半ごろから部屋で放し飼いに切り替えたのだが、最後までケージから出たいときに鳴くのはやめなかったのでこれから子猫を迎える方は心を強く持ってほしい。
 

⑥規定量のエサを食べない

 これが一番困った。特に迎えてすぐの子猫時期は1日2回ドライフードをお湯でふやかして与えなければならず、ブリーダーさんからも朝は規定量のご飯をあげたら食べ切ったことを確認してほしいと言われていた。しかしうちの猫たちは、ご飯に口はつけるが、1/3~1/2ぐらい食べると食べるのをやめてしまい、遊び始める始末であった。色々な方法を試し、完全に解決はしなかっが、我が家での試行錯誤が誰かの助けになればと思い記す。ちなみに餌はブリーダーさんと同じものを購入していたので、餌が気に入らない訳ではなさそうだった。

・2匹別の場所でエサをあげる

 2匹いっしょにあげるから遊びが優先されてしまうのでは?とブリーダーさんから助言をもらい、分けてあげてみることに。ほぼ効果は無かった。

・ふやかしたフードを潰してみる
 「子猫 ご飯 食べない」で調べて出てきたのをそのまま試してみた。最初のうちはこれで結構食べてくれたがすぐに慣れてしまい1週間後にはあまり今までと変わらなくなってしまった。
・フードを温める
 これも検索に出てきたのをそのまま試した。ほぼ効果はなかった。よく考えたら我が家はふやかすときに熱湯を使っていたので、温度が低すぎることは無いなと後から気づいた。
・何回かに分けて↑の2つを繰り返す
 ふやかしたのを与える→食べなくなったらフードを潰してもう1回目の前に置く→食べなくなったら温めてまた目の前に…みたいな感じで何回もトライしてみた。
この方法で全部食べてくれる日もあればダメな日もあったが、成功率は50%ぐらい。まぁ悪くはなかったが飼い主への負荷が非常に高かった。
・ちゅーるを混ぜる
 猫たちがエサを食べないのを配偶者が本格的に気にしてしまい、ほぼ最終手段ぐらいの勢いで試してみた。もうめちゃくちゃ食べた。今まで食べなかったのは何だったの?という勢いで完食されたときは笑ってしまった。ちなみにちゅーるをかけるだけだと、ちゅーる部分だけを舐めとるのでしっかりフードと混ぜるべし。食いつきはよかったが、ちゅーるを混ぜたご飯しか食べなくなったら将来困ると思い常用はしないことにした。ちなみにご飯をあげても食べないからと後からちゅーるを足してしまうと、猫がご飯を少し我慢すればちゅーるを貰えると学習してしまうらしいのであげるタイミングには注意したいところである。
・食事前に目いっぱい運動をさせる
 多分これが一番効いた。今までは迎えた直後ということもあり、毎日30分ぐらいしかケージの外には出さなかったが、1日1時間近くケージから出して思う存分運動させてみた。さすがに動くとお腹が空くのか、完食迄はいかなくても8割ぐらいは食べてくれるようになった。 
 
あれこれ試したが、毎日規定量を全部食べ切る方がめずらしいという有様だった。結局我が家はふやかしたドライフードだけで食事を取らせるのを早々にあきらめた。朝夜はふやかしたフードをエサとして与えるが食事がひと段落したら片付け、昼に多めのドライフードをおやつとして置き餌しておく戦法に切り替えた。ふやかしたドライフードは傷みやすいので、置き餌には使用しなかった。(猫によっては子猫時期にドライフードを食べるとお腹を壊すらしいので、様子を見ながらあげた。)
加えて出来るだけケージから出し、おもちゃで遊んで走らせたり2匹での追いかけっこをやらせたりしてお腹を空かせるようにした。
結局今もペットフードの裏に書いてある規定量の餌は食べ切らないことが多いので元々食が細めの猫たちなのかもしれない。
色々あったけれど、食が細いながら今も元気で2匹成長しているのでまぁ良いのかなと思う。