ふわもこ記念日

2023年4月25日産まれ、ラグドールの姉妹まぐろ・からあげ

ペンはおもちゃよりも強し

我が家の猫たちは今現在生後半年で、身体は大きくなってきたがまだまだ子猫のようで好奇心が旺盛である。基本的に人間が何かをしているのを見かけると纏わりついてくるので、危険な作業をする前には猫たちを必ず隔離しなければならない。料理、アイロン、家具の組み立て等どんな作業にも興味津々なのだが、最近はなぜか紙とペンでの書き物作業に心惹かれているようなのだ。
このデジタル全盛期時代を生きる身として少し恥ずかしいが、自分はアナログ人間なので読書記録や資格試験の勉強などには専ら紙を使用する。
だが紙とペンでいざ書き始めると猫たちが寄ってきて紙を踏みしめペンにじゃれ付き始めるのだ。
ペンの何にそんなに惹かれているのかは分からないのだが、書いている途中のペンにじゃれ付くのでこんな状態ではとても書き物はできない。
更にはペンにじゃれつくだけでなく、机の上に広げている参考書の角を執拗に噛もうとする。
別の部屋で書き物をすればよいのだが、作業に飽きたら猫を見られるリビングでの作業は魅力的なのだ。とは言え最近は猫たちの精力的な進出に押し負け、自室への退却を余儀なくされている。
なぜこんなに紙とペンに拘るのかと思ったが、よく考えたら赤ちゃんの頃から段ボールを見ると中に入るよりは段ボールを噛むことに執心していたので、きっと紙を噛む感覚が好きなのだろう。噛むついでに飲み込んでしまったら大変だと思い段ボールはすぐに処分するようにしているので、余計に紙が魅力的に見えるのかもしれない。
ペンについても、普段から釣り竿のようなおもちゃで遊んでいる時に柄の方にじゃれ付いてくることがあるので細い棒状のものが気になるのかもしれない。
学生時代にワーキングスペースのような猫カフェで勉強した時は猫たちは全く寄り付かなかったものだが、それに比べると今の状況は天国のようなものだろう。