ふわもこ記念日

2023年4月25日産まれ、ラグドールの姉妹まぐろ・からあげ

同系色の功罪

猫の抜け毛は猫を飼っているお宅に共通する悩み事だと思う。
あんなにモフモフの生物がそこかしこを走り回るので、当然毛は家じゅうのあちこちに散らばり、服にも家具にも大量の毛が付着する。
我が家には子猫ながら長毛種が2匹いるため、落ちる毛の量も段違いである。
 
特に猫たちは最近寝室のベッドの上がお気に入りらしいのだが、掛け布団の1つに紺色のカバーを使用しているので毛が目立って仕方がない。
粘着シートで取ってみたりしたのだが、取ったそばから布団に飛び乗られ早々に諦めた。もう1つの掛け布団はピンク色で、紺色の布団と毛の付着量自体は変わらないと思うのだが、見た感じ毛は目立たない。
やはり同系色だと毛は目立たないのだなと思ったのだが、何色のカバーにせよ毛が付着していることには変わりなく、寝室に家族以外の人間を入れるわけでもないのであまり気にしないことにした。
そういえばリビングの床に敷いてあるラグマットも猫の毛と同系色だったなと思い、ふと近くで見てみるとライトグレーのラグには布団カバーとは比較にならない量の毛が付着していた。平日はルンバがラグマットの上を通過しているはずなのだが、ラグの毛足に猫の毛が絡まり小さい綿玉のようになっている部分がいくつもある。
流石にどうにかしなければと思い、粘着シートを転がしてみたが、数往復しただけで細かい毛がシート全体に付いて粘着力が落ちてしまい、綿玉を除去するには至らなかった。
このラグマットは猫たちがフローリングで滑らないように導入したもので、物自体にはかなり満足しているのだが、一見毛足の短いラグでも毛がここまで絡むのは想定外だった。ルンバにも粘着シートにも期待できないので、床で遊ぶときなどに少しずつ毛を取っていくことにしようと思う。
ラグマットの色は他の家具との兼ね合いを考えてライトグレーを選んだのだが、逆に毛が目立つ色の方が定期的に毛を取る習慣が付いて良かったかもしれない。