ふわもこ記念日

2023年4月25日産まれ、ラグドールの姉妹まぐろ・からあげ

猫を連れての電車移動(夏編)

頻度は少ないが、今までに2回だけ猫たちを連れて電車で移動したことがある。
1回目は猫たちを家に迎え入れるとき、2回目は飼い主たちの帰省に際して猫たちをブリーダーさんの所へ預けるときであった。
好意で預かってくれたブリーダーさん宅には足を向けて寝られない日々が続いている。
要は2回とも自宅からブリーダーさん宅への輸送だったのだが、自宅からブリーダーさん宅までは電車で1時間弱、乗り換え1回の人間にはなんて事のない旅路だ。
しかし猫がいると途端に難易度が上がることが分かった。こんな記事を書いておいて元も子もないが、猫の輸送はエアコンの効いた車の方が絶対に良い。
 

猫の電車運賃

 猫はキャリーにさえ入れておけば基本的に電車には乗れるのだが、JRに乗ろうとすると運賃が発生する。
 乗り方は猫入りのケージを持って駅員さんのいる改札に行き、ケージを持ち込みたい旨を申告する。
 キャリー1つにつき290円の運賃を払うと支払い証明のような紙がもらえるので、それをキャリーに貼れば大手を振って電車に乗れる。
 一応規則では「タテ・ヨコ・高さの合計が120センチ以内の動物専用のケースに入れる事」「ケースと動物を合わせた重さが10キロ以内である事」を満たさないと電車には乗れないらしいが、普通の猫と普通のキャリーなら満たせる条件だと思う。
 ちなみに運賃はキャリーに対して発生するので、キャリーの中に猫が1匹でも2匹でも運賃は変わらないようだ。
 私鉄の場合は会社によって規則が異なるようだが、東急、京王、小田急京急などは無料だった。
 

キャリーの中に入れておくべきもの

 保冷剤
  夏場の移動の場合、保冷剤は絶対にあったほうが良い。
  我が家の場合、ブリーダーさん宅に猫たちを連れていく際待ち合わせの駅に早く着きすぎてしまい、駅にクーラーの効いた空間も無く、ふと見るとまぐろが口を開けてハァハァと息をしていた。幸いその後すぐブリーダーさんと合流でき、エアコンの効いた車内に連れて行ってもらって事なきを得たのだが、そのまま熱中症にでもなってしまったらと思うとぞっとする。この反省を生かし、我が家では猫が噛んでも大丈夫そうなキャンプ用の保冷剤を購入した。購入以降猫を連れて遠出する機会が無いので効果を見るのは来年の夏になるが、二度と暑さに苦しませることのないようにしたい。

 
 給水機
  保冷剤と同じ話だが、熱中症を防ぐためにも水は入れたほうが良いと思った。
  短時間の移動やエアコンの効いた空間がメインの移動なら不要かもしれないが、移動中にトラブルがある可能性もあるのであるに越したことは無い。
 ペットシーツ
  タイミングによってはどうしてもキャリーの中でしてしまうことになるので、入れておく。
 ブランケット
  ペットシーツだけ入れるとシーツで遊んでしまうことがあるので、ブランケットやミニマットで覆っておくと良い。
 おもちゃ
  ボールやけりぐるみなど、単体でも遊べるものを入れるようにしている。2回目の移動のときは猫たちも遊んでいたので、あれば嬉しいのかもしれない。
 

その他気を付けたこと

 絶対にキャリーを外で開けない
   猫は当然人間より身体能力が高く、家でさえ油断するとスルっと手をすり抜けていってしまう。様子が気になってキャリーを開けてしまい、そのまま脱走…なんて事になったらきっと一生後悔する。
 キャリーには肩紐を付けておき、首からかける
   気を付けて両手でキャリーを持っていても、何かの拍子で落としてしまう可能性があるため紐は必ず首からかけて最悪の場合でもキャリーが地面に激突しないようにしている。リッチェルのキャリーは専用の肩紐も販売されているのでお勧めできる。
 上下移動は極力エスカレーターかエレベーターを使用
   飼い主の筋力の問題かもしれないが、キャリーを揺らさないように歩くのは意外と難しい。特に階段を上り下りするときはどう頑張ってもキャリーが揺れてしまう。あまり揺らされても不快だろうから、階段はできるだけ使用しないようにしている。