ふわもこ記念日

2023年4月25日産まれ、ラグドールの姉妹まぐろ・からあげ

裸一貫

猫は本能的に砂地をトイレにし、トイレの後には自分で砂をかけるところまでしてくれるため、トイレのしつけが犬と比べて楽……という話をよく聞く。

だがどんな世界にもアウトローはいるもので、生まれた時から室内飼いの猫の中には、トイレの後に自分のうんちに砂をかけない猫が一定数いるらしい。

我が家の場合、まぐろがまさにアウトローで、小さいころから一貫して砂の上にうんちを鎮座させていた。砂をかけようとしている素振りを見せた時期もあったが、本猫の不器用さもあってか結局今日に至るまでうんちに砂をかけられている所は見たことがない。からあげはきちんと砂をかけるタイプで、小さいころなんかはまぐろのうんちにまで砂をかけてあげるという優しさを発揮していたのだが、姉妹から良くない影響を受けたのか、からあげもうんちに砂をかけるのをやめてしまった。そのためリビングに入ると凄まじいうんちの臭いがして、慌ててトイレを片付ける……というのが最近頻発している。自分か家人が家にいるときはすぐに片付けられるので良いのだが、二人とも家にいないときなんかは本猫たちが臭いで嫌にならないのだろうか?

試しにスコップで砂をかけてみたところ、かなり臭いがマシになったので、何とか本能を思い出してほしいところである。

最大音量アラーム

以前猫たちが避難手術後にご飯を求めて鳴くようになったと記事を書いたが、最近も全く勢い衰える事なく鳴き続けている。ここ1か月あまり、早朝になると猫たちの鳴き声が聞こえてきて、何とか聞こえないふりをしようとするが結局アラームが鳴る前に起きてしまうという生活を送っている。

自分の眠りの浅さを駆使して調べてみると、どうやら朝4時ごろからずっとご飯を求めて鳴いているらしい。

自分が起こされるのが大体5時〜5時半ごろなので、1時間近くずっと鳴いているようだ。そんなに鳴くからお腹が空くのではないかと思うのだが、猫たちに人間の理屈は通用しないらしい。

家人は猫たちの声で起きるということは無いようだが、先日ちゃっかり寝る時用の耳栓と耳栓をしたままでも使用できる目覚まし時計を買っていた。猫が早朝鳴く場合、夜ご飯の時間を遅くしたりご飯を3回に分けてあげたりと色々対策はあるようだが、我が家の惨状を見ていると猫側をどうにかするよりは人間が対策した方が手っ取り早い気はしている。

 

 

 

 

ブリスミックスのその後

避妊手術を終えた関係で、太りやすくなった猫たちのご飯を低カロリーのものにすべく色々なメーカーのものを試していた。紆余曲折あり、少し値段は張るがカロリーが低く、猫の腸内環境も整えてくれるらしいブリスミックスというフードがメインに決まりそうだ。

レビューを見てもうんちのにおいがマシになったと書いている人が多くいて期待したのだが、我が家の場合は残念ながらうんちの臭いは変わらず臭いままだ。期待した効果は得られなかったものの、食いつきが悪いわけでもないためまぁこれで良いか……となり複数袋購入している。

消極的な感想ばかり挙げたが、カロリーが100g330kcalと数あるフードの中でもダイエットフードばりに低いのと、粒が小さく吐き戻しもしにくいため、これを食べさせておけば間違いはないのではと思っている。

今まで愛用してきたニュートロは、低カロリーラインのものがブリスミックスほど低カロリーでなく、粒が大きすぎて吐いた猫がいたため、ここで別れを告げることになった。

とは言え1種類のフードしか食べられなくなっても困るので、引き続き良さそうなフードを探すのは継続したい。

 

 

猫発見ボーナス

我が家は共働きのため、日中自分も家人も家にいないということがしょっちゅうある。そのため出先からでも猫たちの様子を見られるようペットカメラを設置しているのだが、あまり高性能なものでもないので、猫を常時監視するというよりは、猫たちがカメラの画角に入ってくれればラッキーぐらいの代物になっている。それでも無いよりは全然マシで、良い感じにインターホンのモニターも映るため宅配ボックスに荷物が入った通知がペットカメラ越しに見えたりして、そういう意味でも重宝している。

先日から家人と各自ペットカメラを確認し、多く猫を見つけたほうが勝ち、というお遊びをしていたためペットカメラを確認する頻度が上がったのだが、試行回数を増やすと猫を捉えられることも多くなった。

最近出先で捉えた1枚がこの写真で、今までになく近い距離の写真が取れたように思う。

ちょうどからあげの興味がカメラに向いたタイミングでスマホからカメラを動かせたようで、作動音に釣られて寄ってきたらしい。その後も何度かカメラを動かしてみたが、この写真以上の食いつきは見せなかったので奇跡の1枚と言えるだろう。こういう楽しみ方ができるのも猫を飼っている醍醐味と言えるが、そうは言ってもレンズ越しではなく直接会いたいものである。

宝くじでも当たらないかしらんと思いつつ、重い足取りで会社へ向かうのであった。

 

 

 

 

睡眠の質

我が家の猫たちは結構鳴く方で、ご飯を催促するときや何かを訴えている時ににゃーにゃーと鳴く。避妊・去勢手術で鳴かなくなる猫もいるようだが、我が家の場合むしろ鳴く頻度が上がった気がする。鳴き声は可愛いので良いのだが、時々早朝にも何かを訴えて鳴いているようで、時々猫たちの声で4時過ぎに起きてしまうことがある。

自分は睡眠の質が安定せず、時々かなり眠りが浅い日があるのだが、そういう日に猫が鳴くとほぼ必ず起きてしまうのだ。無理矢理寝直していつもの時間に起きるとまだ2匹とも鳴いているが、ご飯を出すと大体ぴたっとおさまるので要は腹が減っているのだろう。

先日は体調が悪くてたくさん寝たい日にこれをやられてしまい、かなり参ってしまった。自動給餌機でも買って朝は自動でご飯を出してやろうかとも思ったのだが、際限なく鳴かれるようになってしまうような気もして中々踏み切れない。

幸い(?)順調に体重も増えているので、体重に合わせてご飯の量を徐々に増やして様子を見たいところだ。

今となっては猫たちの食の細さに悩んでいたあのころが少し懐かしい。もちろんたくさん食べたほうが健康には良いので今が良い状態なのは分かるのだが、さすがに変わり方が大きすぎやしないだろうか。

 

個食

最近我が家の猫たちはすっかりご飯が大好きになり、ご飯を出した瞬間かぶりつくようにして食べるようになった。2匹とも元気にご飯を食べてはいるのだが、まぐろの方がご飯への執着が強いようで、ご飯に寄ってくるスピードが速く、食べ終わるのも早い。早く食べ終わるだけなら良いのだが、食べ終わった勢いそのままに、まだ食事中のからあげのご飯を奪い始めるので気が抜けない。

以前は都度飼い主が監視していたのだが、最近はからあげだけケージに入れてご飯を食べさせるようにしている。

意外とこれが上手いっていて、ご飯の終了間際に毛繕いをしがちなからあげはゆっくり毛繕いした後にご飯を完食できるようになった。毛繕いの隙をついてからあげのご飯を奪って腹を満たしていた方の猫は不満そうだが、これで2匹のカロリー管理がしやすくなった。

時々飼い主がからあげをケージに入れているのを忘れる事さえ無ければ完璧である。

一時期は猫たちがあまりにもケージに寄り付かないので処分も検討したものだが、捨てなくてよかったと思う。

 

 

 

重厚な重量感

最近猫たちの食べる量が急に増えたため、伸び悩んでいた体重もまた増えてきたようだ。太っているのか成長しているのかかなり判断に迷うところだが、ラグドールは成長し切るまで2年ぐらいかかるという世間の言説を信じたい。実際に体重計で測った時の体重は、まぐろが3.3キロ、からあげが3.0キロだった。元々2匹で体重はそう変わらなかったのだが、3ヶ月前ぐらいから差が開いてきて先日の測定では0.3キロまで差が広がっていた。流石にここまで違うと持ち上げた時の感覚で体重差が分かるようになり、まぐろを持つとずっしりとした重さが伝わってくる。

まぐろはしょっちゅうからあげの分もご飯を食べようとして飼い主に阻止されているのだが、飼い主の目が届かないところでからあげのご飯が奪われているのかもしれない。からあげも食欲はあるのだが、8〜9割食べたあたりで1回毛繕いを挟みたいタイプの猫のようで、大体毛繕い中にまぐろにご飯を取られそうになっている。

取られたら取られたで良いやと思うのか、あまり気合を入れて取り返そうとしないのでいつも家人が助け舟を出している。争いを好まないのかマイペースなのかは分からないが、まぐろの健康のためにももう少し執着心を持って欲しいものである。

この記事を書いている最中に家人が猫たちの体重を測っていたので盗み見てみると、2匹の差は0.5キロまで広がっていた。やはりこの家に1匹、太り気味の猫がいるようだ。