目ざといトレジャーハンターたち
我が家は基本的にキッチン、リビング、時々寝室で猫を放し飼いにしている。誤飲や誤食を防ぐため余計なものは置かない・出しっぱなしにしないを心がけ今の所実践できているが、どうしても床に置かざるを得ないものはいくつか存在する。
そういうものは猫も入れないほど狭い隙間に押し込んだりして隠しているのだが、先日猫たちが何かプラスチックのようなもので遊んでいるのを目撃した。よく見ると冷蔵庫下に置いておいた害虫対策のブラックキャップだった。
慌てて回収し、冷蔵庫の下のさらに奥に押し込んだのだが、いったいどうやって取り出したのか疑問でいっぱいである。
ブラックキャップ以外にも、扉の隙間からはみ出しているゴミ袋やうっかり落としたであろうレシート、壁についていたよくわからないパーツなど、普段見かけないものを見つけては楽しく遊んでいる。
本猫たちが楽しいのは何よりだが、飼い主としては誤飲や誤食が怖く気が気でない。本当はもっと飼い主が気を付けなければならないのだが、どうしても後手に回ってしまっているのが現状である。
見つけてほしくないものは目ざとく見つける猫たちだが、猫用の小さいおもちゃなどは部屋の隅に転がって忘れられていることがある。大体こういうおもちゃは、リビングの床に転がっていたのをルンバがひきずって部屋の隅に移動してしまい、猫も飼い主もしばらく気付かず…といった経緯で部屋の隅にあることが多い。
存在は認識しているが興味がないだけなのかと思いきや、おもちゃを拾って猫たちのところに持って行ってやると遊び始めるので本当に見つけられていないのだと思う。
都合の悪いものだけを見つけてしまい、楽しいはずのものは見つけられないのは人間も猫も同じなのだろうか?