ふわもこ記念日

2023年4月25日産まれ、ラグドールの姉妹まぐろ・からあげ

猫は透明の物体を認識できるのか?

我が家の猫たちがかつて住んでいた猫用ケージは”たんすのゲン”さんのプラスチック製3段ケージである。
このケージのポイントは通常の金属ケージに比べてケージの目が広くて開放的なこと、扉が透明なアクリルでできていて猫が観察しやすいことである。
室内放し飼いとなった今はケージは扉だけ開けていつでも入れるようにしており、時々ケージの中で寛いでいるのを見かける。
このケージには扉を開きっぱなしに固定できるような機構が付いていないので、何かのはずみで扉が閉まってしまうことがある。
閉まっているのに気づいたら開けてやるようにしているのだが、ある日猫がアクリル扉が閉まっているのに気付かずケージの中にダイブしようとした。
家具の配置上ダイニングテーブルとケージの2段目が近いのでダイニングテーブルがケージへの同線になっているのだが、いつものようにテーブルの上からケージに飛び込んだら見えない壁があった……という状態である。
それはもうマンガのように扉に勢いよくぶつかって床に落ち、本猫も何が起こったのか分からないようだった。
怪我でもしたかとひやりとしたが、幸い驚いただけのようで何事もなかったのだがその後も何度か似たようなことがあっり、ひょっとして猫は透明なアクリルを認識できていないのか?と思うようになった。そうは言ってもケージ生活時代に中から扉に突撃することは無く、外に出たいときも扉の前に陣取ってひたすら鳴いていた。
透明を認識できないにしては、リビングの窓ガラスに突撃したことは無いし、窓ガラスの外に興味を持つ気配も無い。
単純にアクリル扉は認識できるが、”いつもそこには扉は無い”と思い込んでしまってよく見ずに飛び込んでしまっただけなのだろうか?そうだとしたら結構人間味があるなと思う。
 
ちなみに後日ケージのアクリル扉については取り外せることが発覚した。猫たちには申し訳ないことをしたと思う。