神様仏様いなば様
猫を飼っている人でちゅーるの世話になった事のない人は果たして存在するのだろうか。
ちゅーるが世に現れて何年たったのだろうか、すっかり”ちゅーる=猫が大好きなおやつ”として世の中に定着している。その知名度は猫飼い内だけに留まらず、ペットを飼っていない人でもちゅーるの存在を知っているレベルである。
我が家でも初めてちゅーるを混ぜたご飯を食べさせたとき、今までご飯を完食したことがなかった猫たちが一気に完食したのは記憶に新しい。
このちゅーるを出している”いなば”さんだが、ちゅーる以外にもいろいろな猫のおやつを出している。
つい先日ペットショップに行った際、気分を変えてやろうと思い“とろみ”という商品を買ってみた。
これは名前の通りとろっとしたスープの中にほぐした鶏や魚の身が入っているおやつである。スープがベースなので、猫に水分補給をさせる事もできる優れ物だ。缶詰めタイプの他にも小さい袋が4つ繋がった“とろみプチ”という商品も売られている。
とにかくこの“とろみ”を買って与えてみたのだが、食い付き方が物凄かった。食べてる最中は餌皿から離れずあっという間に完食し、完食後は皿まで舐めとるほど美味しかったようだ。
ちゅーるをあげた時も思ったが、何か違法なものでも入っていないか心配になる食い付きの良さである。いつものドライフードもこれぐらい食いついてくれたらと思い、後日ドライフードにとろみをかけてみたが、とろみの部分だけ完食して去っていった。認めたくはないが、あまり今のドライフードを気に入っていないようである。人間でも嫌いな食べ物と好きな食べ物を混ぜられて普通に食べられるかというと、好きな食べ物を台無しにされたと怒りしか湧いてこないと思うので、飼い主を引っ搔いてこないだけ出来た猫たちだ。
いなばさんは今の所猫のおやつ(一般食)メインで総合栄養食にはあまり手を出していないが、いつかドライフードにも進出して我が家の食卓を救って欲しいと思う。