ふわもこ記念日

2023年4月25日産まれ、ラグドールの姉妹まぐろ・からあげ

夕方の嘔吐事件

先日夕方、夕食を終えてリビングでゆっくりしていると、キッチンの方からコホコホと咳のような音が連続で聞こえた。見に行ってみるとからあげが床に向かってえづいており、床には白い泡のようなものが浮いた透明な液体が少し零れていた。

状況から明らかにからあげが吐いていたので、あわてて様子をうかがってみたが、本猫は体調を崩している風でもなく、吐いた後の液体のまわりを搔くようにしたあと立ち去って行った。

家人が調べたところによると、白い泡のような液体を吐いたときは空腹で胃が刺激されての嘔吐である事が多いとのことだった。半信半疑ながら試しにウェットフードの袋をパントリーから取り出してみたところ、からあげがすごい勢いで駆けてきてリビングの扉に衝突しそうになりながら足元にまとわりついてきた。

そのままウェットフードをあげてみたところ、綺麗に完食し、食後も特に吐いたりぐったりしたりもしなかったので、今回の嘔吐は空腹が原因で間違いなさそうだった。

おやつをあげたり、ご飯の回数を分けたりするのが効果的らしいのだが、共働きの我が家では日中はどう頑張ってもご飯をあげられないので、取り急ぎは夕食の量を少し減らし、飼い主が寝る直前に残りの夕食をあげるという作戦を取っている。

こうなってくると真剣に自動給餌機を検討しなければいけないだろう。自動給餌機を設置した場合、からあげの分もまぐろが食べてしまわないかだけが心配である。

 

 

 

 

 

特性:ふみん

以前早朝に猫たちのご飯を求める声がうるさいという記事を書いたが、その後どうにも日中の眠気が強かったり集中力が落ちたりということが続き、流石に何とかしないといけないと思い家人に相談したところ、耳栓をつけて寝ることを強く勧められた。

家人は先月頃に寝るとき用の耳栓と振動で起こす目覚ましを購入しており、これが頗る良いとのことだった。目覚ましの方はスマートウォッチで代用できそうだったので、取り急ぎ耳栓を購入してみたのだが、これで本当にすべてが解決してしまった。

以前は起きるべき時間の15~30分前には猫たちの声で目が覚めていたのだが、耳栓をつけてからは目覚ましが鳴るまで目が覚めることはほぼなくなり、起きた後もかなり疲れが取れて熟睡した感覚がある。

日中も眠くなるようなことは無くなり、仕事の能率も格段に上がった。

自分ではあまり猫たちの声を気にしていたと思っておらず、そこまで睡眠の質が落ちているとも思っていなかったのだが、耳栓が抜群の効果を発揮したのを見るに、良い状態では無かったのだろう。気付かないまま長時間過ごしていたらと思うと恐ろしい。

何とかして飼い主を起こしてご飯にありつこうとする猫たちは可哀そうだが、猫たちのご飯代を稼ぐためにもここは睡眠の質を優先させてもらいたい。

 

 

三つ子の魂百まで

我が家がキャットタワーを購入して3か月以上が経過したが、幸いにも大きな置物になるようなことはなく、毎日使ってもらっている。キャットタワーあるあるで、柱の部分に麻縄が巻かれていて爪とぎにも使用できるようになっているのだが、我が家の猫たちは段ボールの爪とぎでしか爪を研がないので、タワーの麻縄は綺麗なままだ。毎回思うのだが、猫がタワーの爪とぎを使い込んでボロボロになってしまったら交換はどうするのだろうか?

些細な疑問はさておき、我が家のタワーの柱は爪とぎには使われないものの、ときどきまぐろがこの柱に爪をかけて登るのに使用している。さながらボルダリングのように、器用に柱だけを使って頂上まで登っていくのは中々圧巻だ。

そういえばまぐろはケージ生活のころから、ケージの網目に手足をかけて天井近くまでのぼり、飼い主たちを驚かせていた。さすがに身体が大きくなりすぎてケージの中を登るのは無理だと思っていたのだが、新たなフィールドを見つけたようだ。

何より喜ばしいことは、麻縄のように爪が引っ掛かりやすいカーテンにも登れるということに気付いていないことだ。気づいていないのか少し違うと思っているのかは分からないが、どうかこのままキャットタワーだけを気に入っていてほしいものである。

 

 

 

母を超える日

先日まぐろとからあげを爪切りのために病院に連れていった。我が家がかかりつけにしている動物病院には有料会員のような制度があり、会員は毎月1回無料で爪切りをしてもらえるのだ。

家で切るのが理想だと分かってはいるのだが、暴れる猫を押さえながら上手に切れる気がせず、ずるずると病院のサービスに頼ってしまっている。

爪切りのついでに体重も測ってくれるので何となく猫たちの成長も実感できる。先日はまぐろが3.9kg、からあげが3.65kgだった。まぐろとからあげに体重差があるのは、恐らくまぐろがからあげのご飯を横取りしていた時期があったからだと思う。今は解決済みなのだが、すぐに体重差は埋まらないのだろう。

まぐろとからあげに初めて会いに行った日、ブリーダーさんに彼女たちのお母さんである"ほたて"さんに会わせてもらった。成長後の体重や体格の参考になればと連れてきてもらったのだが、この時のほたてさんが1歳で、体重が4kgだった。まぐろが今回3.9kgだったので、そろそろお母さんの体重に追いつくことになる。

そうはいってもラグドールは数年かけて成長するらしいので、半年以上経った現在ではほたてさんも成長しているのかもしれない。

何にせよ最初は数百グラムだった彼女たちがここまで成長してくれたのは喜ばしい。これからも元気に健やかに育って欲しいと思う。

 

 

 

気に入らないトイレ

我が家の猫たちは基本的にリビングで生活するため、リビングには猫用のトイレが2つおいてある。

1つは大きめのトイレでリビングの隅に置いてあり、もう1つは子猫用のトイレで、ケージの1階に置いてある。猫たちのサイズも大きくなってきたので、専ら使用されるのは大きい方のトイレが多いのだが、まぐろの方がこのトイレを気に入っていないようで、トイレの後にしょっちゅうそばの壁を掻いている。ただの壁なら良いのだが、トイレの近くには猫たちのおもちゃなどを入れている引き戸の棚があり、この扉を掻くためごくまれに扉が開いてしまうようだ。

前は猫の力で扉が開くことは無かったのだが、成長して4キロも間近になると力も強くなるらしい。

このトイレが気に入らないのは小さいころからで、トイレの屋根を降ろしたら気に入らなさが頂点に達したのかわざと粗相をされたことは記憶に新しい。

本当は寝室にもっと大きく、猫たちも気に入っていそうなトイレがあるのだが、寝室のダニが猫たちの湿疹の原因になっている疑惑があるため未だに猫立ち入り禁止が続いている。

トイレ自体はごく一般的なデオトイレで、砂はブリーダーさんのところも使っていたおからの猫砂を使用しているのだが、いったい何がそんなに気に入らないのだろうか?

いい加減寝室のダニ対策をしてみようと、必死になって扉を掻くまぐろを見ながら思うのであった。

 

清水の舞台から飛び降りる

我が家の猫たちは基本的にドライフードを与えられているが、週に3回だけ晩ご飯としてウェットフードをあげるようにしている。ウェットフードはその名の通り水分が多く含まれているので水を飲まなくなりがちな猫の貴重な水分補給源となる。

我が家の猫たちは比較的水を飲む方の猫だとは思うのだが、自動給水器を使用している都合上どれだけ飲んだのかは分からないため、保険も兼ねてウェットフードをあげている。

今まではいろんなメーカーのものを少しずつ買っていたのだが、つい先日カルカンのウェットフード64個入のポイント還元率が異常に高くなっているのを発見してしまい、数十分悩んだ末に買ってしまった。

色んな人のブログを読んでいると、今まで気に入って食べていたフードに急に飽きて食べなくなってしまう……ということが結構あるらしく、大量に買って無駄になってしまうのを恐れていたのだがポイント10倍+10%還元には勝てなかった。幸いにも1/4食べ進めた本日に至るまで飽きてはいないようで、ウェットの日は心なしかご飯を完食するのが早いような気がする。

こんな調子でカルカン以外のフードもポイント還元率を上げてくれないかしらんと思いスマホの画面を睨んでいるのだが、今までカルカン以外でここまでの還元率になっているのを発見出来てはいない。

64個を食べ切ってしまった後、また同じものを買うかどうか、かなり悩みどころである。

 

人工毛玉

最近家人がコソコソと何かをやっていると思ったら、猫たちをブラッシングした時の抜け毛を集めて大きなボールを作ろうとしているらしい。ふわふわの毛を集め、ボール状に丸めて針が何本か集まったような道具でぶすぶすと刺していると毛が絡まって固まるらしい。元々羊毛でフェルトを作るときに使用する道具らしいのだが、とにかく家人がこの針で白い毛玉を刺しているのをよく見かける。

以前も家人は抜け毛でボールを作ろうとしていたが、中に虫が湧くらしいという記事を見つけて作るのをやめていた。どうやら今回は定期的にアイロンで加熱消毒したり冷凍庫に入れてみたり防虫剤と一緒にジップロックに入れてみたりしているようで、虫対策は万全らしい。

ここ1か月ほどずっとリビングでサクサクやっているが、着実に成果は出ているようで、直径3cmほどまで成長した白いボールを見せられた。

大きくしてどうするのだと聞いてみたが、特に何をするでもないらしく、とにかく大きくしたいらしい。そろそろ冬も終わりに近づいているが、猫たちが冬毛のうちにどこまで大きくなるのか楽しみである。

毛を採取するために家人がブラッシングに精を出したおかげでブラッシングが相当上達したらしく、ブラッシングを求めて寝転がる猫たちが見られるようになった。

少々嫉妬してしまうものの、家人も楽しいしまぐろもからあげも気持ちよくブラッシングしてもらえるので三方良しということだろう。